後手△6四歩型


新しい後手の対策




前項まで、▲9六歩に、後手が△9四歩と応じた場合の変化を検討してきたが、
ひねり飛車に対して、後手も十分やれるということがわかった。

もっとも、後手のひねり飛車対策は、それだけではない。
▲9六歩に、△9四歩ではなく、△6四歩とする変化も
有力なので、ここで検討しておく。

後手は金美濃を目指し、先手も攻撃態勢を整える。

▲5六銀と出るのは、▲6五歩の仕掛けを狙いつつ、場合によっては▲4五銀と
角頭を攻める味も見せた手だ。
△4四歩は角頭攻めを防いだ手で、当然の一手。

先手は予定通り、▲6五歩から仕掛けるが、案外パッとしない。
先手はもう少し工夫が必要のようだ。



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じっくり組み合う展開




前項では、▲9六歩に、△9四歩ではなく、△6四歩とした場合において、
積極的に▲5六銀から仕掛けた場合の変化を検討した。

先手としては自然な手を重ねたように思えたが、局面は良く出来なかった。
では、▲5六銀のところで、▲5八銀と固めるのはどうか?

じっくりした戦いに持ち込んだ場合を検討することとしよう。
手の流れはフラッシュ盤を見ていただくこととして、結果図はどうだろうか。

形勢は互角と思うが、先手としてはもう少し主導権を握れないと面白くないだろう。

このように、後手の対策が進むにつれ、▲9六歩型のひねり飛車は先手の利を活かしにくい
と考えられるようになり、徐々にすたれていった。



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